古代文明(2)

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フリーメイソン(1)「アカデメイア・幾何学とフリーメイソンの関係」
フリーメイソン(2)「プラトン・アカデメイア・幾何学知らぬもの、くぐるべからず」
フリーメイソン(3)「古代文明(1)」

紀元前6500年ごろからメソポタミアに広がり始め、
イラク南部ジーカール県のウル遺跡の西6キロメートルにある
テル・アル=ウバイドという遺丘で発見された文化。

しかし、こつぜんと消えたこのウバイド文明人がどこへ行ったのか?
彼ら同士を「イシヤ」という隠語で呼び合うそうです。

つまり「イシヤ」とは、有史以前の文化人の末裔を指し、
メソポタミアで灌漑農業などをシュメール人に教え、
東の果ては日本、西の果てはスコットランドまで移動したそうです。

なぜ移動したのか?それは、彼らは川の河口で砂金を採取していたからです。

金鉱脈が雨風などの流水で洗われ下流の川岸の砂礫の間に砂金が堆積します。
金は比重が他の鉱物より重いため掘り起こさないといけません。
イシヤたちは砂金を採りながら灌漑農業をシュメール人たちと発達させていきました。

もちろん灌漑には計測・測量の知識が必要です。

そして長い月日の間堆積した砂金を採り尽くした後は、
新たな砂金採取の地域を求め、イシヤたちは密かに場所を移動していきました。

もちろんエジプトにも入ります。
エジプトも非常に金が採れた場所です。

これが、イシヤが古代秘密結社と言われる所以です。
そもそも、そのころまだ「黄金」に今のような価値観はなかったはずです。

金が信用財に適した媒介になるということをイシヤたちは知っていたのでしょう。
地球上の金は24万トンあるといわれていますが、
イシヤがすでに75%は回収したと言われています。

それを後に知った重商主義者たちは自分たちもイシヤに負けずと
資本を独占しようと試みます。
大航海時代なんかがいい例だと思います。

よく都市伝説なんかで、レプティリアンといった爬虫類人や宇宙人が
地球の金採掘のために人間を奴隷化して酷使した、
または、人間を遺伝子操作でつくった、と聞きますが、
重商主義者がイシヤへの当てつけに創作した話だと思います。
考えてみてください。宇宙人などと言われる高度な技術があれば、
人間なんて作らなくても、酷使しなくても黄金を摂取できることでしょう。

さて、太陽を求める太陽信仰がミトラ教としてメソポタミアから
イラン高原に発展展開したことは前回お話ししましたが、
もともと、ミトラとは計測を意味する語「メール」であり、
等価の概念から正義や契約という意味に発展しました。

人間特有の能力の一つとして、言語があります。
言語は人間の個体間のコミュニケーションであり、
その言語が意味を成すには、人間一人個人の脳内の表現で終わるのではなく、
複数の人間の脳内に同じような表現が形成される必要があります。
つまり、集団で生活するにしたがって、
以前までは狩りの合図などの共通の言語程度が、
他人と共有されることにより人間の脳回路を進化させていったのでしょう。

さらに、他人と集団行動生活を共にする場合、
狩りに出かけて捕ってきた獲物を仲間内で分けなくてはいけません。
自分一人で独占したい欲望を抑えて、仲間と等分する。
等分する、量る、そうした概念が集団の生活助に必須になります。

なので、ミトラが計測を意味し、
等価の概念から正義や契約という意味に発展した理由も理解できます。
そして自然に分業社会が形成されます。

ミトラはのちに太陽神としてユーラシア全域で隆盛します。
イランを守護する民族の神であったミトラ神はのちに、
ヘレニズムの影響を受け、紀元前1世紀のローマ帝国に入った後は、
神秘的、秘儀的な密儀宗教に形を変え、
4世紀ごろまでローマ帝国で興隆したと考えられています。

ローマ帝国では軍事的性格から初期の信者は下級兵士にはじまり、
軍人、商人、職人と信者が広まり、
後期には宮廷人、皇帝たちからも関心を得たそうです。
組織は主に男性で構成され、7つの位階を持ち、入信式がありました。
他の宗教に対し排他的ではなかったため、
信者は他の宗教の祭礼や皇帝崇拝にも参加したそうです。

フリーメイソンの原型ともいえるでしょう。

太陽系の星を守護神として7つの位階に振り分け、
一週間を7日とし、聖なる数を7と定めました。

その聖なる7を一つにくくって完全なる数にしたのが8で
騎馬民族が8を聖数として、広めていくのですが、
これはまた後日、解説をします。

さて、現代において世界中が祝うクリスマス(12月25日)は
一般的にイエス・キリストの誕生日とされています。
しかし、最近はインターネットの普及で知ってる方も多いと思いますが、
このイエスの誕生日として祝うクリスマスは
キリスト教が広まる過程で後付けした習慣なのです。

ローマ帝国時代、12月25日(冬至)に「太陽が再び生まれる」
という信仰から冬至、つまり不敗の太陽神の誕生を祝ったのです。

日本も古代は太陽信仰がありましたので、
冬至と夏至の線が列島をカゴメ線で覆っています。
これは、栗本慎一郎氏が詳しく解説していますが
これもまた後日、解説をします。

次回に続く。

参考:落合莞爾、栗本慎一郎