米大使館のエルサレム移転

「イスラエルにあるアメリカ大使館をエルサレムに戻す」というトランプ大統領の発言があります。

ちなみにこれはトランプ大統領の仕事ではなく、トランプの娘婿の仕事です。

エルサレムにアメリカ大使館を戻せるか、戻せないかはこの娘婿の手腕にかかっているのです。

しかし、トランプ大統領が発言をしたので、水面下の交渉はほぼ確実に「移す」という
路線で決まったのだと思います。

つまり国連に対する挑戦状です。

将来、国連は解体すると思います。

歴代のアメリカ大統領たちは大使館のエルサレム移転を認める法律を可決させても、
大使館移転は中東和平実現の障害になるとの観点から、いつも実施を延期してきました。

そして今月、トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定して、
テルアビブにある米国大使館をエルサレムに移転する手続きを始めるよう
指示したことを正式に表明しました。

一応、「エルサレムの最終的な地位については、
イスラエルとパレスチナの当事者間で解決すべきで、
米国は特定の立場を取らない」と発言しています。

まず初めに「ユダヤ人」について説明したいと思います。

 

ユダヤ・ディアスポラ

もともとユダヤ人という民族はないのですが、古代にユーフラテス川を渡ってきたオリエント雑民が集落を築いたのが起源とされています。その後エジプトに移住し、のちにエジプトを脱出。カナンの地を目指し、イスラエル王国を成立、古イスラエル人となる。これが本来の旧約聖書にでてくるモーセに率いられた末裔、セム族。その中でスファラディといってスペイン系ユダヤ人とさらにアジアに流れて回教圏に定住しているのがミズラヒ。スファラディはパレスチナを追われイベリア半島に渡って定住。しかしスペインでレコンキスタ運動が始まると、ポルトガル、北アフリカ、南フランス、オランダに移動。

しかし、現在のイスラエルの対多数はアシュケナージといって、トルコ系白人種のハザール族です。かれらは歴史上、政治的理由で改宗を迫られたため、ユダヤ教を選んで集団改宗したユダヤ教徒で人種的な関係が旧約聖書に出てくるヘブライ人とは関係ありません。欧州大戦時に英外相バルフォアにシオニズム支持を明言させるのですが、イスラエル共和国が定めた「帰還法」により世界中に散らばった(ほとんどアシュケナージ)ユダヤ人が集まってきました。しかし、旧約聖書でカナンの地を約束したのはセム族なのです。帰還してきたのはほとんどアシュケナージという皮肉な結果になりましたが、これはただ単に、アシュケナージの方が比率的に数が多かっただけです。

バルフォア宣言はこちらをクリック

ユダヤ人には基本的に2種類のタイプがいます。

ユダヤ教に重点を置くシオニストと金融業界にいる金融ユダヤです。

もちろんシオニストといっても、必ずしも全員が故地奪還を叫ぶわけではなく、
中には潜入しあっている例もあるでしょう。

もちろんシオニストの中にはスファラディやアシュケナージの両方が存在します。

ちなみにアシュケナージは旧約聖書をほとんど読まず(そりゃそうだ)
もっぱらタルムードを重視します。

だからまあ、パレスチナ先住民が云々言うのもわかるのですが、
ではなぜバルフォア宣言でシオニズムをこんなにまで強調させられたのでしょうか?

つまり、わざと争いの火種を作ったと言う事だと思います。

以前「世界の裏」の魂の進化の旅の中で書きましたが
「レーガン大統領政権の時に、イスラエルの平和のために
イスラエルとパレスチナに50億ドルずつ与えて、
握手させて和解するシナリオだったのですが、国際金融連合に奪われました。
(和解させてはいけなかったんですね)」

あとは、自国をまとめられるかはネタニヤフ首相の課題でしょう。
国益を考えたら、分離ではなく共存です。

もちろん犠牲も出ると思います。

でも、過去歴代大統領たち、つまり過去24年間ですか?
四半世紀にも及んで何もしなかったものを今やろうとしてるんです。

国を動かす、世界を動かすということは、
大きな視野で考えていかないといけないと思います。

以前にも紹介した通り、内部潜入し極端な二極化に分離させ戦わせる
といった霊操教育を得意とする人たちがいます。

そしてそういったことを国連と言う盾を使い歴史上実施してきたということです。

2018年5月14日 米大使館を正式にエルサレムに移転

1993年 オスロ合意